発声の呼吸法で筋肉を緩める

歪みの構図

私達は、日常生活の中で身体を動かすために、400余ある骨格筋をどれくらい使っているかを意識したことがあるだろうか。
関節と筋肉の関係は、身体のバランスに大きく影響し、その人の動作を固定することになります。一般時の運動は、普段動かしている筋肉を更に動かして、益々アンバランスを生じ易い。動作時には、固めた筋肉が引っ張って、骨と骨の間の関節が狭められ、圧迫されることによって、痛みや違和感等、知覚神経が動きを制限します。※関節には多くの知覚神経が集まっている。
この状態が、身体を身構えさせ、更に筋肉を固くします。このことが関節と筋肉のアンバランスな連動を引き起こし、“曲がる”という身体を生じさせます。


動きを作り出す筋肉

脚を例に上げてみるとよく分かります。両足を付けて立つと膝が離れたり、膝を付けようとすると両足が離れたりします。これは、外側か内側の筋肉を固めたことによるバランスの悪さが、O脚やX脚という体型を作ったのです。
一箇所に起こしたアンバランスは、それを補てんするために、身体中に波及させて、歪んだ状態でも立つことができるようにします。動く箇所では、関節と筋肉の伸び縮みの連動が、筋肉を緩めます。動かない箇所では、関節と筋肉の伸び縮みの連動が上手くいかずに、更に筋肉を固くします。
こうして身体にアンバランスが起こります。今の身体の状態は、関節をまたがる400余りの筋肉が、どれだけ使われいているかによって決まります。ヨーガのポーズをすると、身体の固さで、今の筋肉の状態が分かります。

筋肉を緩める必要性

固まった筋肉の現状は、不用となった毒素が滞り、体内の流れが阻害されて筋肉が伸び縮みせず、感覚が止められています。「筋肉を緩める」ということは、筋肉を伸び縮みさせ、絶えず必要とされる新鮮な酸素と栄養素を入れ替えて復旧させることです。このような大切な役割を、筋肉が担っているのです。



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